最終更新日:2018年8月15日
このブログはAIを活用したチャットボット『sAI Chat』を提供する、株式会社サイシードが作成しています。
最新の事例や企業での活用方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

- 化粧品通販会社の直面する課題
- その課題を解決する手段
- 具体的な導入方法
をわかりやすくご説明できるよう、架空の化粧品会社『オクラホマ化粧品』を舞台に、経営戦略を練っていく過程をストーリー形式で紹介していきます。
また、記事の最後で『最新チャットBotベンダー徹底比較集(2018年度版)』をプレゼントいたしますので、ぜひ参考にしてみてください!
化粧品通販業界の課題
『オクラホマ化粧品』は、三十代の専業主婦をターゲットに事業を展開している都内の老舗化粧品通販会社だ。
マーケティング方法としては、テレビCMを多く打ち、資料請求を希望するユーザーにはお試し化粧品セットを無料配布を行っている。実際にサンプルのお試し後には、一件一件オペレーターが電話をかけ、購入の後押しを行うことで、順調に売り上げを伸ばしてきた。
しかし、ここ数年、新規に無料お試しを請求してきた若年層を中心に、オペレーターからの電話を取ってくれることが少なくなってきた。
そんな状況の中、マーケティングの企画立案を任されている木下は、頭を抱えていたーー。
ーー回想 都内某所 オクラホマ化粧品 会議室





恐らくこれまで有効だった電話という手段が、若年層の方には逆に負担となってしまい、購入離脱の原因になっているのかもしれません…。




……木下は退社後、夕暮れの海岸で悲しげに佇んでいた




申し遅れました、私、サイシード代表の中村と申します。
よろしければお悩みを詳しく聞かせてください。

実は会社のマーケティングが行き詰まっているんです…

…そう言うことですね?



※出展:総務省

LINEになれたユーザーにとって、電話は「非常に面倒なもの」となっているんですよ。




カスタマーサポートを通じてマーケティングを行いつつ、顧客満足度も向上させることができますよ。
チャット導入によって得られるメリット

うちの会社にはとてもチャットアプリを作るような余裕はありませんよ….

30代の主婦層の方の殆どはLINEを日常的に使用していますし、勿論若年層の方々には抵抗感なく友達追加してもらえます。




一斉送信ばかりしているLINEでのマーケティングがそもそも間違っているんです。
今回提案しているのは一人一人に合わせたone to oneコミュニケーションを中心に置いたマーケティングなんです。
とはいえ、まずはチャットを導入することによるメリットをご説明し、そのあと詳しくone to oneコミュニケーションについてじっっっくりとお伝えしましょう!


なので、2回目からはチャットでアプローチをすることで、現状でユーザーが感じている『煩わしさ』や『圧迫感』をかなり減らすことができます。

顧客の好きな時間に連絡できるというのは勿論のこと、画像を使った詳しい相談も可能です。
更に、顧客の声をデータとして残しやすいので、商品開発にも活かすことができるんです!

でも、オペレーターが顧客一人一人に合わせたメッセージを作成するのは、電話をするのと同じくらい大変じゃありませんか?

ですが『sAI Chat』ならオペレーターの業務を効率化しつつ、誰でも質の高い顧客サポートを可能にします!
sAI Chatが提供するソリューション



そもそもone to oneコミュニケーションとは、ユーザーに合わせてオペレーターがコミュニケーションをとる、双方的なやりとりのことを指します。


今回ご紹介するsAI Chatには様々な機能が搭載されていますが、今回はこのone to oneコミュニケーションを実現する機能を3つご説明致しましょう。
- セグメント別配信
- ステップメール機能
- 回答レコメンド機能
ユーザー情報から、年齢や肌のタイプ、購入した商品などでセグメント分けすることが可能です。
ユーザーに対して、購入してから1週間、1ヶ月、3ヶ月などスケジュールをあらかじめ設定してメッセージを配信することが可能です。セグメントに分けたユーザーごとにも一斉送信ができるため、特定の商品を購入した人に対して「お肌の調子はどうでしょうか?」といったメッセージを配信することも可能です。
あらかじめ、よく聞かれる悩み事や質問をスクリプトとして定型化しておくことで、ユーザーのメッセージをAIが読み取り、適切な返答をレコメンドしてくれます。オペレーターはレコメンドをクリックし、微修正するだけで返信文を作成することができるので、未経験者にも的確な返信、手厚いフォローができるよう補助します。


中村さん、是非来週の提案のためにsAI Chatについてもっと詳しく教えてください!




- LINEの友達追加をいつしてもらうのか?
- 電話で購入が促せていた層に対して、LINEでは押しが弱くなり、購入率が下がる可能性がある
その辺りが解決できないと、賛成はできないよ、木下くん。






えーと、まず、1の課題ですが、サンプル請求をLINEからしてもらえれば、お試し商品を1つ追加!等の特典をつけることで解消することが可能です。家庭用脱毛器のケノンでは口コミ獲得のため、そのような手法を取り入れています。

年齢と電話した回数ごとの契約率のデータは取れるはずなので、成績の悪いセグメントから順次試していくのが良いと考えます。



一方で、2回目まで電話に出なかったユーザーは、3回目も電話に出る確率は低いでしょう。このようなユーザーには、チャットでのマーケティングの方が有効だと考えます。


まとめ

通販業界にとって、電話は今も強力な手段です。
しかし、若い世代を中心に抵抗感を持つ人が増えていくことを考えると、
よりユーザーに合わせた接客方法を開発していくタイミングに来たのではないでしょうか。
弊社サイシードでは、そのお手伝いからツールの導入までしっかりとサポートさせていただきます。
今回ご紹介させていただいたチャットサービスを使って、より効率的に顧客満足度が上がるマーケティングを行ってみませんか?
現在、以下のフォームからお問い合わせをしてくださった方には、『最新チャットBotベンダー徹底比較集(2018年度版)』をお渡ししています。
この機会にぜひご検討ください!
さて、今回の記事はそんな美容に関する商品を取り扱うクライアントの事例となっております。