チャットボット

チャットボットの主要メーカー8社を簡潔にご紹介!

最終更新日:2020年5月25日

このブログはAIを活用したチャットボット『sAI Chat』を提供する、株式会社サイシードが作成しています。 最新の事例や企業での活用方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

代表 中村
こんにちは、サイシード代表の中村です。
先日新しく入ったインターン生に、情報量が多すぎて何を言っているのか分からないと言われてしまいました。人との会話と、情報を与えれば与えるだけ賢くなるAIとの会話は明確に異なることを痛感しました…。
さて、今回は、情報量のバランスに気を付けながら、数多くあるチャットボットメーカーの情報をお届けします!主要メーカー8社を用途別にお話しするので、参考にしてくださいね。
また、記事の最後では「自動と半自動に対応するハイブリットチャットボット『sAI Chat』概要資料」をDLいただけますので、ぜひ最後までお付き合いください!

業界・業務を問わず昨今注目が集まっているチャットボット。いざ導入したいと思ってチャットボットを探し始めると、非常に多くの会社が開発・提供していることに気づき、驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

一口に「チャットボット」といっても、用途やAIの有無などによってサービスのラインナップは幅広く存在します。また多くのメーカーから多用なラインナップのチャットボットツールが販売されていますので、一つ一つのツールの特徴を掴み、自社にあったものを見つけるのは、大変難しい作業といえるでしょう。

そこで、本記事ではチャットボットベンダーでもあるサイシードが厳選した、初めてのチャットボット導入でも失敗しない!用途別の主要メーカー8社をご紹介したいと思います!

チャットボットについての概要や基礎知識はこちらの記事をご参照ください。

チャットボットの主要メーカーを用途別に紹介

チャットボットはユーザーへ提供したいサービスの内容によって役割がそれぞれ異なります。そのため、自社がチャットボットに求めることを明確にしておくと、メーカー選びも適切に行うことができるようになります。チャットボットにはAIを搭載しているチャットボットとAIを搭載していないチャットボットの2種類に大別できますが、共通してチャットボットが担える役割は以下の2つです。

  • カスタマーサポート
  • マーケティング支援

この2つに関しては、AIのある無しに関わらず、それぞれ特化しているツールを選ぶことが必要でしょう。他にAI搭載・非搭載で分かれる特徴としては、いわゆる「人工無能型」と呼ばれるAIを搭載していないチャットボットは、事前に登録したデータに従って簡単な受け答えや、FAQの検索が可能です。

一方、AIを搭載しているチャットボットの場合は、事前に与えられたデータを学習することで、登録のない内容のユーザー投稿だったとしても、最適な情報を探し出し、回答することができます。

さらに、AIのあるチャットボットは自己学習を繰り返していくことで今まで以上に精度の高い回答を行えるように進化をし続けることが可能です。次章からはチャットボットサービスを提供している主要メーカーを用途別にご紹介します。

カスタマーサポートに向いているチャットボットのメーカー4選

まずはカスタマーサポートに向いているチャットボットのメーカーを4社ご紹介します。チャットボットを活用したカスタマーサポートで重要なことは、ユーザーからの問い合わせに対して素早く正確な回答ができることです。
そのため、カスタマーサポート向けのチャットボットに求められる要素としては

  • ユーザーが迷わず簡単に質問ができるUIのわかりやすさ
  • ユーザーの疑問に対して柔軟に的確な回答ができる仕組み
  • AIの精度・初期導入および運用の手間の少なさ(AI搭載のチャットボットの場合)

などが挙げられます。
ここではカスタマーサポートに重点を置いて各社のチャットボットを解説していきます。

株式会社BEDORE

サービス:BEDORE
金額:非公開
強み:AIを搭載したチャットボットでLINE社が法人向けカスタマーサポートに採用

最初にご紹介するのは、AIを搭載したチャットボットを提供している株式会社BEDORE(ベドア)です。
BEDORE社のチャットボットの特徴は、ユーザーがチャットに入力した「話し言葉」をAIが理解して、適切な対話をすることができることです。このチャットエンジンが持つ日本語認識技術は評価が高く、LINE社などの大手企業にも採用されています。
また、ユーザーがほしい情報を質問文から判断して、マニュアルやWebページなどから必要な文章を検索・抽出する機能も備えています。このようにリアルタイムで検索できるシステムをもつことにより、ユーザーの疑問を早く解決することができるようになります。BEDOREが公開している導入事例では、BEDOREを導入してから自動応答での対応数が多くなり、オペレーターの負荷が減っています。

りらいあデジタル株式会社

サービス:virtual agent
金額:初期費用
    ・初期設定費用 90万円
    ・導入構築コンサル費用 360万円~
   本番運用費用
    ・ライセンス費用 50万円/月
    ・保守メンテナンス費用 20万円~/月
(参考: https://www.softbank.jp/biz/ai/watson/planning/solution/virtualagent/
強み:話し言葉での質問に対応し、最適な回答を提供

次に紹介するのは、コールセンターのBPOを本業にするりらいあコミュニケーションズ株式会社のグループ会社「りらいあデジタル株式会社」が提供する virtual agent です。
virtual agentは自社でAIを開発しているわけではなくWatsonを使用しているので、AIに関する造詣という観点では自社開発ベンダーには劣ります。
しかし、コールセンターの電話とチャットボットの運用業務を合わせて外注できるという強みを持っています。

株式会社サイシード

サービス:sAI Chat
金額:初期費用 50万円〜 月額費用 20万円〜
強み:高性能なAIでハイブリッド型チャットボットを提供

次にご紹介するのは、AIと有人チャットのハイブリッド化を実現している弊社株式会社サイシードです。サイシード社では、初期導入時から高性能なAIを搭載できるため、導入当初から高い精度でチャットボットを運用することができます。

一般的にAIは運用を開始して学習を重ねていくことで精度が上がっていきます。そのため最初は回答制度が低いのでは、と心配される方もいますが、サイシードでは多くの導入事例で事前学習が済んでいるAIチャットボットを導入するため、そのような心配が無用のチャットボットです。

また、ユーザーからの質問内容によっては、途中から有人チャットへ切り替えることも可能です。AI搭載チャットボットだったとしても、質問によってはユーザーが何度も質問しなくてはならない状況が発生します。スムーズに有人チャットに切り替えられることで、ユーザーの満足度が下がる前に適切な対応することができるようになります。

また、有人チャットに切り替えた場合にも、AIはオペレーターのサポート役として機能します。AIはユーザーとオペレーターのやり取りを分析して、オペレーターへ回答候補をレコメンドしてくれます。

サイシードでは、このハイブリッドなチャットボットによりカスタマーサポートはもちろん、次項で解説するAIを使ったマーケティングやWeb接客ツールとしても強みを発揮することができます。詳しくはこちら:sAIchat公式サイト

チャットプラス株式会社

サービス:チャットプラス
金額:ミニマムプラン 1,500円/月 
   ビジネスライトプラン 5,800円/月 
   ビジネスプラン 15,800円/月
   プレミアムプラン 28,000円/月 
   AIチャットボット  150,000円 /月 
上記は年間契約時の価格です
強み:低価格なチャットボット(非搭載が標準)

最後にご紹介するのは、低価格でチャットボットを導入できるチャットプラス株式会社です。初期費用や運用コストが導入のハードルになることが多いチャットボットですが、チャットプラスの最安プランは、初期費用0円・月額1,500円〜という低価格になっています。

AIがないチャットボットのため用途は限られますが、「まずはチャットボットを使ってみたい」という企業におすすめです。

マーケティングに向いているチャットボットのメーカー4選

続いてはマーケティングに向いているチャットボットのメーカー4社をご紹介します。チャットボットの役割として、ユーザーからの質問に回答するだけではなく、マーケティングツールとしての側面もあります。具体的には、ホームページに来た利用者にチャッボットから話しかけユーザーのニーズを聞き出し、最終的に購買へと繋げるといったアプローチが可能になります。
以降でご紹介するのは、チャットボットメーカーの中でもマーケティング領域に強みがある4社です。

株式会社wevnal

サービス:BOTCHAN EFO
金額:非公開
強み:予約フォームやお問い合わせフォームのカスタマイズ

次にご紹介するのは、チャットの入力フォーム最適化を得意とする「BOTCHAN(ボッチャン)EFO」を提供している株式会社wevnal(ウェブナル)です。EFOとは、Entry Form Optimization の略で問い合わせフォームを分析・改善することで最適化し、購入率を高めることを指します。
BOTCHAN EFOでは、ユーザーがチャットの中で予約フォームやお問い合わせフォームを入力するようになっており、そのフォームのカスタマイズが最大のアピールポイントとなっています。
具体的には、会話の中で離脱がどこで起きたのかを分析し、データに基づいたフォームの改善ができるようになっています。入力フォーム最適化という視点は「Webサイトを構築したが肝心のコンバージョンへつながらない」「ユーザーが入力フォームから離脱してしまう」などの悩みをもつ企業から支持を得ています。導入にあたり大規模な改修が不要という点もメリットです。既存WebサイトのHTMLにスクリプトタグを挿入するだけで誰でも簡単に設置することができます。

株式会社ZEALS

サービス:fanp
金額:非公開
強み:ヒアリングした上で提案する購買体験の提供

次にご紹介するのは、ストレスフリーな広告体験を実現するチャットコマース「fanp(ファンプ)」を提供している株式会社ZEALS(ジールス)です。
funpでは「ヒアリングファースト」という理念を掲げています。
funpでは、ユーザーがウェブサイトに来た際に、いきなりクーポンや広告を提示するのではなく、チャットを通じてユーザーからニーズを聞き出し、会話の上で適切なアプローチをするという方法を採用しています。

さらにfunpは一般ユーザーになじみがあるLINEやFacebookメッセンジャーとトークだけではなく、決済機能まで連携しています。ユーザーはLINEやFacebookでのトーク内に出てきた決済ボタンをクリックするだけで購入ができ、LINEやFacebookから遷移することなく決済決済ができるようになっています。

NTTドコモ

サービス:ecコンシェル
金額:フリープラン 月額無料
   スタンダードプラン 月額9,800円
   エンタープライズプラン 月額49,800円〜
強み:AIを使ってユーザーのニーズに沿ったアクションができる

次にご紹介するのは、手軽に自社サイトへ導入できるAI搭載のWeb接客ツール「ecコンシェル」を提供しているNTTドコモです。ecコンシェルの特徴は、広告を「だれに」「どこで」「いつ」配信するかを決めるだけで簡単にキャンペーンを設定でき、簡単に狙ったターゲットに訴求できることです。広告の種類も訪問者に合わせてバナーやモーダルなどを使い分けることができます。

また、ecコンシェルでは、複数の施策を自動でA/Bテストすることが可能です。データに基づいた改善を簡単にし続けられるようになっており、忙しい担当者でもコンバージョン率の改善を進めることができます。なお、このecコンシェルは1サイトであれば、いつまでも無料で利用できるフリープランも用意されており、中小企業が運営する小規模なWebサイトでも気軽に導入することができます。

株式会社フリップデスク

サービス:Flipdesk
金額:エントリー 初期50,000円〜 + 月額5000円/10万pv
   ベーシック 初期150,000円〜 + 月額5000円/10万pv
   プロ 初期300,000円〜 + 月額5000円/10万pv
強み:商品やサービスの魅力を正確に伝えられる

最後にご紹介するのは、Web接客ツールでリアル店舗と同じ動線を実現できる「Flipdesk」を提供している株式会社フリップデスクです。
Flipdeskの特徴は、サイトへ訪問してきた顧客に対して店舗から商品やサービスの魅力を伝えた上でコンバージョンへ導くことです。
この流れはリアル店舗では当たり前のことです。ただ、ネット集客ではクリックしやすさを重視するあまり、いきなり商品購入やサービス登録のボタンを大きく配置してしまいがちです。目的の商品やサービスが明確なユーザーであればそれでも構いません。しかし、道を歩いていてフラリとお店へ入ってきたような人に、最初から商品を売りつけても逃げられてしまう可能性の方が高くなってしまいます。
また、近年では高齢者のEC利用率も高まってきており「ネットは便利だが人と直接コミュニケーションできないのが不安」と考える層も一定数存在します。使い慣れたチャットのUIでは気軽なやりとりを促進でき、ユーザーに対して押し付ける広告ではなく、状況を伺って適切な広告を提示する丁寧な対応が可能です。

実はチャットボットが適さないケースも多い

ここまで、チャットボットの主要メーカーを用途別に紹介しました。目的ごとにおすすめメーカーが変わるのと同様に、チャットボットの使い方も変わります。特に、(顧客に限らず社員の問い合わせを含む)カスタマーサポート向けの場合、利用用途によってはチャットボットが適さないケースも存在します。

続いては、それぞれの目的ごとに、チャットボットで失敗しない上手な使い方を紹介します。

マーケティング向けの場合

マーケティング向けでチャットボットを利用する場合、重要なのは「ユーザーの負担を減らしてくれる」かどうかです。
例えば、
 ・HPよりも限られた情報でユーザーを迷わせない
 ・検索や資料請求で必要なアクション数が削減される
 ・検討期間が長いサービスの場合は、定期的にメッセージで通知が来る 

などユーザーにとって明確なメリットが必要になります。何も考えずに会話型のUIにすれば良いわけではありません。以上の点を考えてチャットボットを使用することが重要です。

続いて、(顧客に限らず社員の問い合わせを含む)カスタマーサポート向けチャットボットの上手な使い方を説明します。これらは「問い合わせ削減」を目的としています。この場合、想定されるFAQ数によって適切なシステムが異なります。FAQ数ごとに適切なツールを使うことが必要になります。

登録するFAQが50件程度の場合

単品を扱うECサイトやシンプルなサービスの問い合わせ対応で用いる場合などが該当します。
ユーザーから寄せられる質問のパターンが多くないため、AIなしのチャットボットで十分対応出来ます。

登録するFAQが50~300件程度の場合

サービスに対して顧客からの問い合わせが幅広い場合や、企業内の一部署に対する社員からの問い合わせに対応する場合などが該当します。
ある程度内容が幅広く、人によって聞き方も異なるので、AI搭載のチャットボットが最も効果を発揮します。

登録するFAQが300件以上の場合

・サービスに関する問い合わせの種類が多い
・メーカーで様々な商品についての質問が来る
・社内の複数部署の問い合わせを扱う
・コールセンターのオペレーター向けに使いたい

などの場合は、AIチャットボットよりもAI搭載のFAQシステムをおすすめします。というのも、チャットボットは会話型のデザインをしていますが、これは問題解決の最適な手段ではないからです。会話型にすることでFAQサイトに比べて画面に表示できる情報量が少なくなるため、多くの質問の中から回答を見つける場合は、FAQシステムの方が解決率は高まります。

・類似度が高くない少ないFAQの中から簡潔に回答したいのか
・多くのFAQからピンポイントに見つけてしっかり回答したいのか

がチャットボットとFAQサイトの使用の境界線になります。どちらが良いか判断がつかない場合は、弊社で無料の「Web相談会」も実施しているので、ぜひご利用ください。また、こちらの記事でFAQシステムについて詳しく説明していますので、合わせてご確認ください。

まとめ

今回は、チャットボットメーカーについて用途別に主要メーカーをご紹介してきました。どの企業もWebサイトのコンバージョン率を上げたいと考えている中で、チャットボットが検討対象に上がることも非常に多くなりました。

ただし、本記事で解説したようにチャットボットは目的ごとにタイプが異なります。そのため、目的にあった強みをもつ製品を選ぶことがポイントになります。
たとえば、コールセンターへの問い合わせ数が多すぎて業務が回らないのであれば、カスタマーサポートに強みがあるチャットボットを選ぶのが良いでしょう。特に、AIの有無はユーザー体験に大きな影響を与えるとともに、運営スタッフの負担経験にも大きな違いがあります。

まずは自社の課題を明確にし、適切なチャットボットを検討してみましょう。

最後に、弊社が提供する AIを活用したチャットボット『sAI Chat』 のデモ動画を紹介します。よろしければご視聴下さい。

代表 中村
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
こちらのフォームから、「2020年度版『チャットボットベンダー』徹底比較集」をDLいただけます!
ベンダー比較・検討する際の参考として、ぜひご活用くださいね。
2020年度版『チャットボットベンダー』徹底比較集

こちらの比較集では、数多あるチャットボットベンダーを自社開発AI/OEM型AI/人工無脳に分類し、それぞれのメリットとデメリットを解説しています。
さらに、自社開発AIについては各社の導入事例を元に定量的な性能評価を行っているので、チャットボット導入を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

2020年度版『チャットボットベンダー』徹底比較集

約70社のチャットボットベンダーをAIの有無、自社開発か否かで分かりやすく分類!
さらに自社開発のAIチャットボット22社について、回答精度・機能・デザインなどについて独自に性能評価をしました。
チャットボットの導入を検討している方必見の資料です。