チャットボット

チャットボットをスマホに対応させる3つの方法を事例とともに紹介!

チャットボットをスマホ対応させる方法とは?

最終更新日:2022年7月5日
このブログはAIを活用したチャットボット『sAI Chat』を提供する、株式会社サイシードが作成しています。
最新の事例や企業での活用方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

「チャットボット元年」といわれた2016年以降、チャットボットを利用して顧客対応を自動化するだけでなく、新たなビジネス展開のツールとして活用している企業が多く出てきています。 そんな世の中の状況を見て、自社でもスマホ対応チャットボットの導入を検討してみたいが、どうすれば効果的に取り入れられるかわからないという人も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、チャットボットのスマホ対応について方法や事例をお伝えします!また、記事の最後では「『チャットボットベンダー』徹底比較集」をプレゼントいたしますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!

そもそもチャットボットとは?
「まずチャットボットについてあまり詳しくない・・・」という方は、こちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

▼関連記事:

この記事の目次

スマホ対応させる3つの方法

チャットボットは問い合わせの回答を考えるAIエンジンと出力をするチャット画面があり、そのチャット画面をスマホ対応させるには3つ方法があります。自社サービスとユーザーの特性によってどの方法が適しているかは変わってくるので、ここではそれぞれの特徴を説明していきます。

LINE等のツールで使う

2016年にLINE Messaging APIが開放されて、LINEのチャットボットと各AIベンダーのAIエンジンを接続できるようになりました。それにより一斉配信の機能に加えて、ボットが個別にユーザーの疑問に答える事も可能となりました。最初に登録してもらう必要はありますが、他の方法に比べ、日常的に使うチャットツールと連携させると継続的に使ってもらえるので問い合わせ以外に宣伝のメッセージも送ることができます。

自社HPに組み込む

一番メジャーな方法です。他の方法と違って問い合わせしたい時に登録・ログインが不要なので、ユーザーは気楽に使うことができます。ただ、自社HPに来てもらう必要があるので、HP上でサービスを展開するECサイト等と相性がいいです。

アプリに組み込む

既にユーザーがよく使うアプリがあるなら、そのアプリにチャットを組み込んだほうがカスタマーサポートは充実します。例えばアプリゲームを展開するゲーム会社や、配車を予約するタクシー会社等であればこの方法が適しています。

以上3つの使い分けを具体的にご紹介すると、ユーザーとの接触機会を増やしたいならLINE、ECサイトを保持している場合はサイトへの組み込み、自社アプリへの訪問者が多いならアプリに組み込むのが最適と考えられます。
ただ、HPとアプリに組み込む場合、デザインを合わせるためにCSSの調整が必要です。
ブラウザやデバイスごとにCSSを記述する必要があるので、チャットボットベンダーの見積もり費用に含まれているのか確認したほうがよいでしょう。

主要チャットツールとの連携

LINE等のチャットツールと連携させる場合はデザインを作る必要がないので、その分開発の負荷が減ることもあり、最近は多く使われています。
ここでは各チャットツール毎の特徴に基づいた使い分け方を説明していきましょう。

LINE

LINEは世代問わず最も利用されているチャットツールで、企業側からプッシュ配信できるという点が特徴です。問い合わせ対応だけでなく、企業側からサービスや商品の案内を送りたい場合に適しています。

Facebook

数あるチャットツールの中でもFacebookはITリテラシーが比較的高い20代以上のユーザーが多く利用している媒体です。基本的に社会人ユーザーが多いため、企業向けのサービス(人材事業やITサービス)をメインに扱う場合に適しています。

Slack/Skype for Business/LINE WORKS/Microsoft Teams

これらは企業の社内のコミュニケーションのためのクローズドチャットです。
自社内での事務手続き等について、担当部署に確認する代わりに、1つのアカウントにチャットボットを組み込むことで、社員は疑問を自己解決することが出来ます。
ただし、既に社内でチャットツールを使っているもしくは、これから使う予定であることが必要です。

スマホ×チャットボットの活用事例

では、チャットボットをスマホから利用する点に着目して成功した事例をいくつかご紹介しましょう。

二次会予約専用アプリ「ニジコちゃん」


「ニジコちゃん」というアプリはLINEで友だち登録し、二次会に行きたいと思ったタイミングで「人数」と「ジャンル」を教えるだけでお店を紹介してくれます。その中から選ぶだけで自動的に予約までしてくれるので、急に二次会を開くことになっても幹事はその場で携帯をいじるだけで次の店を予約することが出来てしまいます。携帯性に優れたスマホの利点を生かした事例ですね。

Translator

Chat Translatorはグループ内にメンバーとして加えておけば、メンバーのチャットを常に自動的に翻訳してくれるサービスです。日本語・英語・中国語・韓国語の4言語が中心ですが、最大45言語まで拡張することもできます。グローバル市場への展開が多い今、スマホに入れて持ち歩いておくことで、いつでも言語の壁を取り払ってビジネスを考える事ができるでしょう。

ライフネット生命

ライフネット生命は保険検討中の顧客に対して、LINEとFacebook上で、たった1分でぴったりの保険を探し、また保険料の見積りまで計算するチャットボットを展開しています。そしてその情報を保険プランナーが引き継ぎ、保険相談を行います。「LINEは使えてもPC上での複雑な操作は苦手・・・」というユーザーの悩みを解消すると同時に、ライフネット生命は顧客の増加とオペレーター不足解消を達成することが出来ました。

A社

弊社のクライアントであるA社は社内で使用しているLINE WORKSのアカウントの一つをBOTに設定し、社内ヘルプデスクに問い合わせをする前に疑問を自己解決できるようにしています。
本社社員のみならず店舗スタッフも使う想定で、PCではなくLINE WORKSを使っています。

まとめ

サイシード

以上のように、チャットボットをスマホ対応させる場合、HPだけでなくチャットアプリと連携する方法もあります。
その場合にはチャットアプリと利用ユーザーの相性を確認すると良いでしょう。
現在チャットボットの導入を検討している場合は、ぜひ弊社も比較の候補に加えていただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
こちらのフォームから、「『チャットボットベンダー』徹底比較集」をDLいただけます!
ベンダー比較・検討する際の参考として、ぜひご活用くださいね。

『チャットボットベンダー』徹底比較ガイドDLページ

こちらの比較集では、数多あるチャットボットベンダーを自社開発AI/OEM型AI/人工無脳に分類し、それぞれのメリットとデメリットを解説しています。 さらに、自社開発AIについては各社の導入事例を元に定量的な性能評価を行っているので、チャットボット導入を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

資料をダウンロードする

チャットボット30社の徹底比較レポート

計15項目から100点満点で評価・比較いただけます