オペレーターの聞きこぼしを防ぐ!新機能『ヒアリングストーリー』

最終更新日:2018年2月15日
このブログは、コールセンター向けのFAQシステムやチャットボットを提供する
株式会社サイシードが作成しています。
最新の事例や企業での活用方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

今回は、コールセンター向けナレッジ検索システムである『sAI Search』の新機能『ヒアリングストーリー』について説明したいとおもいます!
また、記事の最後では「2020年度版『チャットボットベンダー』徹底比較集」をプレゼントいたしますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!
開発背景
『sAI Search』をお使いになっている企業様から、2つの指摘をいただきました。
1.質問によっては、お客様ごとに回答内容が異なってくる
ex)例えば、補償の加入有無により商品の交換が出来るケースと出来ないケースがある
2.他部署に確認する場合に、必要なお客様情報を漏れなく聞くことができず二度手間になる
ex)システムの不具合の場合、再現するために利用しているOSや端末情報が必要
これらの要望を踏まえ、新機能の『ヒアリングストーリー』をリリースしました!
機能詳細

『ヒアリングストーリー』はsAI Searchで提示された回答内容に、ヒアリング項目とヒアリング内容に応じた回答分岐を付けられる機能です。
AIがオペレーターを導いてお客様に確認すべき事項を教えてくれるので、ヒアリング漏れや回答間違いを防ぐことが出来ます。
家電メーカーのお客様相談窓口を例にとって解説します。
1.お客様から「エアコンの修理費用の見積りをしてほしい」と問い合わせが来たとします。オペレーターがsAI Searchから該当の回答文を選択するところはこれまでと同じです。
2.すると画面の右側に、お客様にヒアリングすべき質問事項一覧と、お客様の回答の選択肢が出てきます。ここでは「エアコンの型番」を聞き、「Aaa111」をクリックします。
3.その後、次に聞くべき「故障内容」が表示されるので、これを繰り返していきます。
4.全ての回答を選択し終わると、オペレーターが伝えるべき適切な回答が現れます。
まとめ


こちらの比較集では、数多あるチャットボットベンダーを自社開発AI/OEM型AI/人工無脳に分類し、それぞれのメリットとデメリットを解説しています。
さらに、自社開発AIについては各社の導入事例を元に定量的な性能評価を行っているので、チャットボット導入を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
今コインチェックが色々ニュースになっていますね。
先週たまたまコインチェック本社の前を通りがかった際に、記者の方に「悲しそうな表情でスマホをいじっていたのでお声がけしました。仮想通貨を買われていた方ですか?取材させてください!」と話しかけられました。
抜いたばかりの親知らずが痛かっただけなので、「コインは無くなっていません。無くなって欲しいのはペインです。」と伝えた所、ポカーンとされてしまいました。