WeChatミニプログラムの使い方・機能・開発方法まとめ

最終更新日:2020年3月24日
このブログはWeChatミニプログラムやLINEミニアプリを開発する株式会社サイシードが作成しています。最新の事例や企業での活用方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

近年多くのIT企業が注目するWeChatミニプログラム。通常のアプリとは異なり、ダウンロード不要で手軽に利用できる点が特徴的です。
しかし、
・そもそもミニプログラムとは何か?
・自社にはどんなメリットがあるんだろう?
・実際に開発したい場合はどうすればいい?
等様々な疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。
今回はWeChatミニプログラムに関する様々な情報をまとめてお届けします!
この記事の目次
WeChatミニプログラムとは
まず、WeChat(微信/ウィーチャット)とは中国大手IT企業のテンセントが運営している国内最大のSNSプラットフォームです。日本でいう『LINE』のような存在ですね。中国ではこのWeChatが広く普及しており、中国国内には約11億人のユーザーが存在します。
WeChatがこのような膨大なユーザーを獲得した背景には様々な要因が存在しますが、『WeChatミニプログラム』が関係していることは間違いないでしょう。
まず、ミニプログラムとは『アプリ内で起動するアプリ』を指す言葉です。
すなわちWeChatミニプログラムはWeChat内で利用できるアプリ、ということになります。
現在、中国内ではBaidu(百度)、Alipay(支付宝)等様々なアプリがミニプログラムサービスを提供しています。その中でもWeChatミニプログラムは抜きんでており、ユーザー数は8億人にものぼると言われています(2019年8月時点)
WeChatミニプログラムの概要をご説明したところで、次はWeChatミニプログラムが多くのユーザーに利用される理由をご紹介します。
また、WeChatミニプログラムの詳細な使い方について知りたい方はこちらの記事を参考にしてくださいね。
WeChatミニプログラムのメリットとは?
ユーザー・企業にわけてミニプログラムのメリットを簡単にご紹介していきます。
ユーザーのメリット
- ダウンロード不要で利用できる
- サービスの利用登録が簡略化される
ユーザー側の大きなメリットはダウンロード不要なことです。容量を気にすることなく気軽にアプリを活用できます。また、WeChatのアカウントさえ持っていればミニアプリを利用できるため、いちいち個人情報を登録する必要もありません。
総じて、ユーザーが手軽に利用できることがミニプログラムのメリットです。
企業のメリット
- 開発費用が安い
- 開発期間が短い
- 中国人インバウンドを取り込める
企業側のメリットは開発費用を安く、開発期間を短く抑えられることです。
通常アプリのようにApple/Andoroidと作り分ける必要がないため、1度の開発で済ませることが可能なためです。また、すでにWeChatというプラットフォームがあるため、0からアプリ開発する場合と比べ大幅に期間を短縮することが出来ます。
そして、上述したようにWeChatミニプログラムは中国人の生活に欠かせないツールと化しています。WeChatミニプログラムを制作し、それを基に情報発信することは中国人インバウンド獲得に有効だといえるでしょう。
WeChatミニプログラムの主な活用事例
ここまでWeChatミニプログラムの概要・メリットをお伝えしてきました。ここからは、各企業の具体的な活用事例をBtoC/BtoBに分けてご紹介します。
BtoC向け
BtoC向けWeChatミニプログラムには実に様々な機能を持ったアプリが存在します。
例えば、モバイルオーダー・配車呼び出し・シェア自転車・EC・ゲーム等が挙げられます。
LINE上で出前館を開いてデリバリーオーダーを頼んだり、zozotownで洋服を購入できる、と想像すると非常に便利ですよね。
そこでこの記事では、皆さんにとっても身近なモバイルオーダー・ECのミニプログラムをご紹介します。
京东购物

京东购物は中国の二番目に大きいECサイトであるD.COMが提供するミニプログラムです。
一般的なECサイトの機能がそのままミニプログラムになったといえます。
商品を購入することはもちろん、配達状況の確認や返品交換などの手続きを行うことができます。クレジットカードからの引き落としやWeChat pay等と連動しているため、支払いもスムーズです。
このような利便性の高さから、京东购物はユーザーにも支持されています。
実際にミニプログラムのビックデータを専門で取り扱うアラジン社の調査によると、同ミニプログラムは人気ミニプログラムランキング5位にランクインしています。(2019年度10月時点)
i麦当劳

「i麦当劳」は大手ファストフードチェーンのマクドナルド社が提供するミニプログラムです。
wechat上で会員カードを表示してポイントを確認したり、自宅から商品をモバイルオーダーしたり、店内で商品をオーダーしたりすることが出来ます。
現在約2700万人のユーザーに利用されており、非常に人気のあるミニプログラムです。
各機能の詳しい説明や、実際の使用例はこちらの記事でご紹介しています。
https://saichat.jp/wechat/xiaochengxu-food/
業務用
実は、WeChatミニプログラムにはBtoC向けだけでなく業務用も多く存在しています。
例えば、
- 天然ゴム等BtoBメーカーによる自社商品販売用ミニプログラム
- 海上コンテナ輸送/倉庫管理等の状況確認用ミニプログラム
等が挙げられます。
この記事では一例としてビル管理に活用されるミニプログラムと、倉庫管理用のミニプログラムをご紹介します。
ビル管理用ミニプログラム:小觅智能楼宇服务

小觅智能楼宇服务は会社などのビル管理に利用されているミニプログラムです。
ミニプログラム上から訪問客の受付案内を行ったり、社内で飲用されるミネラルウォーターの配達を依頼することが出来ます。オフィスの清掃サービスを依頼することまでできるというから驚きですね。
細々とした、けれども地味に時間が奪われる業務を効率化できる非常に利便性の高い業務用ミニプログラムだといえます。
倉庫管理用ミニプログラム:冠唐云仓库管理

冠唐云仓库管理は倉庫保管サービスを提供している企業が提供する社員向けミニプログラムです。
預かった荷物等をバーコードやQRコードで一括管理することが出来ます。
荷物の滞在時間や有効期限等がデータ管理されているほか、サプライヤーや出庫依頼先の情報を確認することも可能です。
ミニプログラムを開発するには?
これまでWeChatミニプログラムに関する情報をお届けしてきましたが、すでに導入を検討している方もいらっしゃるかと思います。
WeChatミニプログラムの開発ベンダーを選ぶポイントは3つあります。
- コミュニケーション力
- 実績
- 開発力
WeChatミニプログラムは、自社開発して申請することもできなくはありません。
しかし、テンセント社審査部門からの修正依頼等を中国語でやり取りする必要があります。そういった意味で、中国語での高度なコミュニケーション力は非常に重要です。
実績と開発力が重要なことは自明ですね。各項目を満たしているか確認する具体的な方法はこちらの記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?以下に今回の記事の内容を簡単にまとめました。
- WeChatミニプログラムの利用者は約8億人
- ダウンロード不要で利用可能
- 日本でもインバウンド需要を取り込むために対応が求められる
ご紹介したように、WeChatミニプログラムは現代社会の中国人の生活から切っても切り離せない存在です。アジアを視野にいれたサービス展開を考えている場合、WeChatミニプログラムの対策は重要だといえるでしょう。
弊社ではWeChatミニプログラムの開発を日本語サポートを提供しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
また、現在中国だけでなく、日本でもミニプログラムの開発需要が高まっています。LINE社の提供するLINEミニアプリが一つですね。弊社サイシードはLINE公式パートナーなので、LINE関係のミニアプリの開発もお手伝いすることが出来ます。

今回はWechatのミニプログラムについて幅広くお話ししました。皆さんの疑問が解決できていたら嬉しいです!
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ジャイアントパンダのシャンシャンが今年の年末までに中国に返還されるというニュースを聞いて、特に何も感じなくなりました。こう見えても私、昔は無類のパンダ好きだったんです。
年齢を重ねると、なにか大事なものが失われてしまうんだなと気付きました。
今回は、そんな中国で当たり前のように使われているWeChatミニプログラムについて、その特徴から開発方法まで詳しく紹介していきたいと思います。
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