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PayPayミニアプリとは?最新導入事例と開発方法をご紹介

PayPayミニアプリとは?最新導入事例と開発方法をご紹介

最終更新日:2020年11月06日

このブログは、LINEを活用したAIソリューションを提供する株式会社サイシードが作成しています。
ミニアプリに詳しい弊社が最新の事例や企業での活用方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

代表 中村
こんにちは、サイシード代表の中村です。
先日UberEatsを注文してから自宅までDiDiでタクシーを配車したのですが、思いの外配達員の出発が早く、自宅まで中村が乗るTAXI VS 自転車に乗る配達員のスピードレースの様相を呈しました。
なんとか私が先に帰宅できましたが、両方ともPayPayミニアプリで注文していたため、ミニアプリを切り替えながら両者の現在位置を確認するという慌ただしい移動時間になりました。
同時に注文するときは、アプリを分けたほうがいいですね汗
今回はそんな私の生活を支えているPayPayミニアプリについて、詳しく紹介していきます!

また、記事の最後では「2020年度版『LINEで動くミニアプリ』最新開発事例集」をプレゼントいたしますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!

PayPayがミニアプリAPIの提供を開始

PayPay株式会社が2020年10月26日にミニアプリに関するオープンAPIの提供を開始しました。PayPayにはすでに6つのミニアプリが搭載されていますが、APIの提供によってより多くの事業者がミニアプリを開発できるようになります。

本記事ではPayPayミニアプリの概要やPayPayミニアプリ開発における注意点についてご紹介します。

そもそもミニアプリとは何か、ミニアプリを搭載するスーパーアプリとは何か、スマホアプリ市場が大転換期を迎えている理由について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

PayPayミニアプリとは

PayPayミニアプリとは、オンライン決済サービスであるPayPayアプリの中で起動可能なアプリケーション群のことを指します。PayPayのようなミニアプリを抱えるアプリケーションのことをスーパーアプリと呼び、日本ではPayPayに先立つ形でLINEがスーパーアプリ化しています。

ミニアプリ・スーパーアプリの発祥は中国です。
中国には7つのスーパーアプリがあり、日本でいうLINEに対応するWeChatとPayPayに対応するAlipayが二大筆頭となっています。

中国の主要スーパーアプリとその特徴

なお、中国ではミニアプリのことを「ミニプログラム」と呼びます。
そのため国内でもミニプログラムという名称を聞く機会がありますが、その意味はどちらも同じです。

従来のアプリとPayPayミニアプリの違い

次に、従来のアプリ(ネイティブアプリ)とPayPayミニアプリの違いを見ていきましょう。両者の違いは数多くありますが、その中でも「アプリ利用方法」に大きな違いがあります。

ミニアプリの説明

従来のアプリケーション(ネイティブアプリ)はApp StoreやGoogle Playを経由してダウンロードする必要がありますが、 PayPayミニアプリはダウンロードの必要なく気軽に利用できます。

例えば配車アプリのDiDiを従来の方式で利用するためには、アプリ本体をダウンロード・インストールする必要がありました。
スマートフォンの容量を確保しなければならず、サービス利用しない時もアプリを保持し続ける必要がありましたが、ミニアプリではこれらの手間を全て省略できるのです。

PayPayミニアプリで利用できる機能

PayPayミニアプリを開発する際には、以下の機能をそのまま利用可能です。

  • HTML5位置情報
  • PayPay残高の確認、チャージ、ミニアプリ上の支払い
  • プッシュ通知
    ほか複数

HTML5位置情報

PayPayミニアプリではユーザーの同意があった場合のみ、GeolocationAPIを利用してユーザーの位置情報を取得できます。

paypayミニアプリ位置情報

HTML5位置情報を利用することで、サービス利用ユーザーや提供スタッフなどの位置情報を活用したミニアプリサービスを開発できます。Uber EatsやDiDiタクシーなどのミニアプリはこの機能がベースとなって提供されています。

ミニアプリ上でのPayPay残高確認、チャージ、支払い

位置情報機能とミニアプリ上のPayPay決済機能を組み合わせることで、より便利なミニアプリサービスの作成も可能です。

画像出典:PayPayミニアプリ|ミニアプリ上の支払い

開発したミニアプリにPayPayのオンライン決済機能を組み込めば、サービス利用から料金支払いまでを一気通貫で提供できます。

例えばタクシー配車ミニアプリのDiDiの場合、タクシーに乗車した後の料金支払いに財布やアプリを出す必要がなく、運賃は自動的に引き落としされるため、シームレスなサービス利用が可能です。

プッシュ通知機能

サービス利用料金支払いの成功・失敗情報や、店舗の更新情報についてはプッシュ通知機能を利用することでユーザーに知らせることができます。

プッシュ機能には2種類のものがあります。

  1. プッシュ通知
  2. ホーム画面通知
paypayミニアプリの通知画面

商品の受け取りが可能になった時に通知をだしたり、決済が成功/失敗した際に通知をだしたりするなど、プッシュ通知機能には細かい条件分岐を設定することもできます。

また、PayPayミニアプリでは他にも以下の機能を利用できます。

  • ユーザーの同意機能
  • QRコードの生成機能
  • 出荷売上機能
  • 通知センター機能
    ※継続決済機能(サブスクリプション)はミニアプリでは利用できません。

PayPayミニアプリの開発には、JavaScript言語を使用したフロントエンドインテグレーションのAPIを利用します。詳しくはこちらのAPIリファレンスをご参照ください。

PayPayミニアプリAPIリファレンス

PayPayミニアプリを開発するメリット

すでに存在するアプリプラットフォームに紐づける形でミニアプリを提供することには複数のメリットがあります。

  • アプリをダウンロードしなくても使える
  • 国内3,300万人以上のPayPayユーザーへサービス提供できる
  • 決済機能としてPayPayを最初から利用可能

従来のネイティブアプリのような形式でアプリリリースをする場合、アプリを多くのユーザーに認知させるための広告出稿やブランディングが必要でした。PayPayにはすでに3,300万人のユーザーが根付いているため、リリースからサービス認知までの工程をスムーズに進めることができます。

その他にも多く存在するミニアプリのメリットについてはこちらの記事をご覧ください。

PayPayミニアプリの事例

それは実際に、PayPayにどのようなミニアプリが提供されているのかを確認していきましょう。

タクシー配車サービス(DiDi) ミニアプリ

DiDiミニアプリについて

タクシー配車ミニアプリはPayPyaアプリホームの「タクシー配車」アイコンから「DiDi」と連携することで機能を利用できます。DiDiはスマートフォンに目的地を入力し、素早くタクシーを呼ぶことができ、アプリ内の決済が可能なサービスです。

Uber Eatsミニアプリ

ubereatsミニアプリについて

テイクアウトサービスのUber EatsもPayPayのミニアプリとして提供されています。商品購入から料金支払いまでの過程を全てPayPay内で完結できるため、Uber Eatsのために専用アプリをインストールしておく必要がありません。

これまで数多のアプリケーションに溢れていたスマートフォンのホーム画面も、ミニアプリが流行することでミニマルなものへと変貌するでしょう。容量も節約できる上、管理が容易です。

PayPayフリマミニアプリ

PayPayのフリマアプリもミニアプリとして提供されています。

PayPayフリマミニアプリについて事執筆代行のコピー-22

以上のように、日本にはすでに多くのミニアプリが存在しています。自分が普段使いしているアプリをミニアプリだと認識していなかった方もいらっしゃったかもしれません。

ミニアプリはスーパーアプリの機能を拡張する形で提供されるため、汎用性が高く、ユーザーと開発者の双方にメリットがあります。この先多くのミニアプリが登場し、従来のネイティブアプリがスーパーアプリ化していく流れも十分に予想できることでしょう。

PayPayミニアプリの開発費用と開発方法

PayPayミニアプリをリリースする場合、ミニアプリの開発に相応の費用がかかります。リリース自体は無料ですが、PayPay株式会社による審査が必要です。本章ではミニアプリの開発費と開発方法についてご紹介します。

PayPayミニアプリの開発費用

PayPayミニアプリはネイティブアプリ(スマホアプリ)と比べて開発費を抑えることができます。

ネイティブアプリはiOS版とAndroid版でそれぞれ開発費が発生する一方で、PayPayミニアプリの場合は特定のデバイスに個別対応する必要がないため、アプリケーション開発費が半額程度で済むからです。

ミニアプリ開発費のメリット

開発費用はアプリ要件によって異なりますが、

  • シンプルなアプリで300~500万円程度
  • 一般的なアプリや連携する管理画面が必要な場合は1,000万円から3,000万円程度

以上の価格帯が弊社の扱う案件のボリュームゾーンになります。

弊社のミニアプリ開発費用例については、記事の最後でダウンロードできる「2020年度版『LINEで動くWebアプリ』最新開発事例集」にて確認可能です。PayPayミニアプリのリリースに興味のある方はご参照ください。

PayPayミニアプリのリリース方法

2020年10月に公開されたオープンAPIを利用することで、 これまで一部の提携事業者しか出来なかったPayPayミニアプリのリリースも、 多くの事業者が可能になりました。ただし、ミニアプリのリリースにはPayPay株式会社による審査があり、サービス概要が以下条件を満たす必要があります。

  • ユーザーの日常生活における利便性の高いサービス
  • 特定のエリアに偏らず、全国的に提供されているサービス

ミニアプリ上でのサービス提供を希望される企業のご担当者様は、以下のフォームにて基本情報のご登録をお願い致します。弊社にて検討させていただき、弊社がサービス提供を希望する場合に限り、個別にご返信させていただきます。

引用:PayPayミニアプリエントリーフォーム

ミニアプリ市場の今後の展望

PayPay株式会社がミニアプリ開発APIを公開したことをきっかけに、日本のミニアプリ市場はどんどん成長していくでしょう。
従来のネイティブアプリは次第に勢いを失っていき、GoogleとAppleが独占状態だったアプリ提供プラットフォームも変容することが予想されます。

そこで本記事の締めくくりとして、ミニアプリ市場が今後どのような発展を遂げるのか?について考察します。

アプリの使われ方が変容する

日本より先行する形でミニアプリ市場が拡大している中国では、アプリケーションの使われ方が大きく変容しています。

QuestMobileの調査データによれば、 ネイティブアプリとミニアプリの双方でアプリをリリースしているサービスではミニアプリ経由でサービスを利用するユーザーの方が多い状況もあるようです。

画像引用: QuestMobile中国移动互联网全景生态流量洞察报告

上記のグラフの中で灰色に示されている部分は、各アプリケーションをWeChatミニアプリ経由で利用したユーザーの割合に該当します。黄色で示されているネイティブアプリ利用割合と比較すれば、多くのユーザーがミニアプリ経由でアプリを使っていることがわかりますね。

上記に示したように、ミニアプリをリリースした方がサービス利用されるような状況が日本でも起これば、多くの企業がミニアプリリリースに乗り出すはずです。その結果、アプリ市場自体に大きな変化が巻き起こることとなるでしょう、

スーパーアプリ同士の市場争奪戦

日本にはすでにLINE・PayPay・au Pay などのスーパーアプリが存在しますが、ミニアプリ市場が国内で拡大するにつれ、スーパーアプリ同士の競争も激化するはずです。

スーパーアプリの利用者数が多いほど、それに紐づけられているミニアプリの利用者も多くなります。LINEかPayPayどちらにミニアプリをリリースするべきか?という議論もサービス提供者の間で起こることでしょう。

日本のミニアプリ・スーパーアプリ市場は中国と同じような発展を辿るのか、それとも日本独自の形に発展するのか、いずれにせよ遠い未来の話ではなさそうです。今後の動向に注目していきましょう。

まとめ

2020年10月26日にPayPayミニアプリのオープンAPIが公開されました。今は審査制で事例も多くありませんが、これから時間が経つに連れて様々な業界からミニアプリがリリースされることでしょう。

一方で日本でも複数のアプリがスーパーアプリ化しようとする動きもあります。LINE、PayPayに次ぐ巨大なプラットフォームが登場するかどうか、どのような姿なのか、非常に楽しみですね。

ミニアプリのことを詳しく知りたい方や、ミニアプリの開発を検討している方は以下の資料「2020年度版『LINEで動くWebアプリ』最新開発事例集」をぜひダウンロードください。

代表 中村
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
こちらのフォームから、2020年度版『LINEで動くWebアプリ』最新開発事例集をDLいただけます!
現在日本でミニアプリを開発するなら、LINEがほぼ唯一の選択肢になります。こちらの資料ではLINE上でどのようなミニアプリが提供されているか、最新の事例を解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
「2020年度版『LINEで動くWebアプリ』最新開発事例集」

こちらの事例集では、現在「自社アプリよりメリットが大きい」と言われている、LINE内アプリの利用事例について徹底解説しております。
ユーザーのリアルなアプリ利用実態を調査した結果わかった驚きの事実や、LINE内アプリの最新活用例など、これからのLINE公式アカウント開発に役立つ最新の情報を多数盛り込んでいるので、ぜひご覧ください。

2020年度版『LINEで動くWebアプリ』最新開発事例集DLページ

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