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LINEチャットボット(ラインボット)の導入に必要な知識と導入事例を紹介します!

ラインとチャットボットについて事例紹介!

最終更新日:2020年7月23日
このブログは、LINEを活用したAIソリューションを提供する、
LINE公式パートナーの株式会社サイシードが作成しています。
最新の事例や企業での活用方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

代表 中村
こんにちは。サイシード代表の中村です。
時代の波に取り残されないように、ここ1ヶ月キャッシュレス生活に挑んで来ました。
財布を小銭入れのないタイプに変えて、日常生活はなるべくLINE PayとSuicaで決済。
どうしても現金が必要な場合はお札のみを持ち歩いて、小銭は募金箱に入れるようにしています。
その結果、純粋にお金がもったいないことに気づいたので、財布を戻しました汗
早くランチでもLINE Payが使えるように、LINE Payの営業にはがんばってもらいたいですね。

今回は、LINEを使ったチャットボット(ラインボット)に必要な知識と事例を改めてまとめました。また、記事の最後では「2020年度版『LINEで動くWebアプリ』最新開発事例集」をプレゼントいたしますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!

LINE公式アカウントで設定できるラインボットの種類と特徴

チャットボット(ラインボット)とは、人のように対話することができるシステムのことを指し、HPやチャットツール上で自動返信を行ってくれます。LINE上でも多く使われており、企業の公式アカウントなどでみなさんも一度は触ったことがあるのではないでしょうか?

LINE公式アカウントで設定可能なチャットボット(ラインボット)には、大きく分けて3種類のものがあるのでここで紹介いたします。

  1. 応答メッセージ(特定キーワードのみに反応するシンプルなラインボット)
  2. AI応答メッセージ(より複雑な会話が可能になるラインボット)
  3. MessagingAPIを利用したチャットボット(あらゆる機能を搭載可能なラインボット)

ラインボット①:応答メッセージ

応答メッセージはLINE公式アカウントに標準装備されている機能のうち、ユーザーからメッセージを受信した際にメッセージを自動送信するチャットボット(ラインボット)のことを指します。
LINE公式アカウント側があらかじめ設定しておいた特定キーワードを受信すると、キーワードに対して用意されているテンプレートメッセージを自動返信します。

画像:LINE株式会社

応答メッセージは設定が容易である分、非常に限られたケースでしか活用できません。応用例も少なく、LINE公式アカウントに設定されているメッセージキーワードをユーザーへ事前に知らせておく必要があります。

ラインボット②:AI応答メッセージ

AI応答メッセージはLINE公式アカウントに標準装備されている機能のうち、ユーザーからメッセージを受信した時にAIが内容を判断して適切なメッセージを返信する機能のことを指します。

応答メッセージとは異なり、管理画面内で特定キーワードを設定する必要がありません。返信可能なメッセージには「一般的な質問」「基本情報」「業種別テンプレート」「予約情報」と4つのカテゴリー分けのもと、LINEが提供している AIがユーザーからの質問の意図を自動的に判断し、その内容に最適なメッセージテンプレートを自動送信する仕組みです。

複雑かつ長文の質問内容には返答できないものの、そういった質問は個別に事業スタッフが対応することができます。人間が返信する必要のないお問い合わせ内容は全てラインボットが対応してくれるので、業務改善が可能です。

ラインボット③:Messaging APIを利用したチャットボット

Messaging APIを利用したチャットボットはLINE公式アカウントに標準装備されている機能ではなく、ベンダー開発・提供する高性能なチャットボットをLINE公式アカウントに連携して利用します。

チャットボット自体は多くのベンダーが提供しているので、利用する際にはよく調べて性能が高く、コストパフォーマンスが良い製品を選ぶようにしましょう。
弊社では自社開発のAIチャットボット『sAI Chat』を提供している他、各AIチャットボットの性能比較を行っているので、合わせてご覧ください。

LINEチャットボットの基本機能

LINEでのチャットボット(ラインボット)を作るときは、「チャットボットシステムの会話インターフェースをLINEと連携する」という形をとります。

LINEのチャットボット(ラインボット)は、自動返信は勿論、こちらから話しかけることもできます。
また、LINE独自のUIとして、以下のようなメッセージを送ることができます。

・ボタン
画像、タイトル、テキストに加え、選択肢を提示できます。
商品サイズの選択や診断などに使えます。

・確認
テキストに対し2択の選択肢を提示します。
それぞれのボタンに対してアクションを設定できます。

・カルーセル
複数の選択肢を横スクロールで表示できます。
上記のボタンのように画像やタイトルを設定できます。

・画像カルーセル
画像を横スクロールで表示します。カルーセルよりも画像を強調したい際に使います。

LINEチャットボットの作り方

LINE公式アカウントを開設する

LINEチャットボットを作成するには、まずはLINE公式アカウントを作成する必要があります。

  1. LINE for Businessにアクセスしてアカウントの開設を行う
  2. 私用のLINE個人アカウントもしくはビジネスIDでログインする
  3. LINE公式アカウントの必要情報を入力する
  4. 開設完了!

LINE公式アカウントの開設方法はこちらの記事を参考にしてください。

LINE管理画面でラインボットを作成する

先に紹介したチャットボット(ラインボット)のうち、応答メッセージ型、AI応答メッセージ型のチャットボットであればLINE公式アカウントの管理画面にて作成可能です。

応答モードをチャットに変更する

まず初めに、「設定」⇨「応答設定」から、「応答モード」を「チャット」に変更してください。

ラインボットの設定①:あいさつメッセージを設定する

『応答モード』の直下にある『あいさつメッセージ設定』ボタンから、設定画面に移動します。ここではユーザーがLINE公式アカウントにともだち追加した時に自動送信されるメッセージを設定することができます。

ラインボットの設定②:応答メッセージを設定する

ホーム画面の左側サイドバーにある『応答メッセージ』欄では、特定のキーワードに対して自動応答するテンプレートメッセージを設定することができます。

『応答メッセージ』画面では識別用のタイトルや、特定キーワードのタイトルを設定可能です。

画面をスクロールした先に、特定キーワードに対して反応するテンプレートメッセージや、ユーザーがお好きなメッセージを送信した際に自動返信するテンプレートメッセージを登録するテキスト入力欄があります。
この欄ではテキストの他に、LINEスタンプや登録済みのクーポン、画像や動画ファイルなどが設定可能です。

ラインボットの設定③:AI応答メッセージの設定

AI応答メッセージ機能では、より高度に細分化したラインボット機能を利用することができます。まずは「設定」⇨「応答設定」から、『詳細設定』にある『応答方法』を『スマートチャット』に変更してください。

サイドバーの『AI応答メッセージ』をクリックし、設定画面を開きます。
AI応答メッセージでは4種類のメッセージカテゴリーが用意されています。業種別のよくある質問も用意されているので、個別に設定しましょう。

  1. 業種を選ぶ(よくある質問が用意されている)
  2. 4つの質問カテゴリーに従って、自社サービスに最適なメッセージテンプレートを作成する
  3. AI対応メッセージを保存後、機能をオンにする

ラインボットの設定④:Messaging APIを利用したチャットボットの設定

Messaging APIを利用したチャットボット(ラインボット)を利用するためにはチャットボットを提供しているベンダーに相談する必要があります。
LINEテクノロジーパートナーに認定されている弊社でもLINEチャットボットの導入を承っております。導入を検討されている事業者様はぜひお問い合わせください。

サイシード株式会社 お問い合わせフォーム

LINEチャットボットを導入するメリット

チャットボットの導入で生まれるメリットは一言で顧客満足度(Customer Satisfaction)の向上です。
電話対応だと、どうしても企業側の都合で待ち時間・対応可能時間が発生します。
その点、チャットボットはユーザーを待たせず、電話より簡単に質問できるため、問い合わせのハードルを大きく下げてくれる存在です。
対応の代行だけでなく、おしゃべり機能やゲームができるBOTもあり、親しみやすいのも特徴です。

LINEのメリットは、企業のサイトやアプリを使わずに、普段使っているLINEで済む点です。
企業にとっても、問い合わせ対応だけでなくLINEのユーザーに対する商品案内などマーケティング目的の使い方は、電話ではできません。

代表 中村
電話恐怖症という言葉をご存知ですか?最近の若年層、特に学生に多いのですが、「電話をかけることが怖い、もしくは激しく面倒に感じる」ために、予約や連絡を苦手に感じている人が増えています。

LINEチャットボットの活用事例

実際に使われている主なLINEチャットボットを紹介します。

ヤマト運輸:お届け時刻通知や再発送をLINEでできる

ヤマト運輸のチャットボットは、

・お届け時刻の通知
・不在通知
・再発送の連絡

が主な機能です。

電話問い合わせやHPに行かないとわからなかったお届け時刻や、不在通知・再発送がLINE上で対応できることが話題になりました。

現在ヤマト運輸の公式アカウントの登録者数は1000万人以上!
日本人の10人に1人が使っています。

明智光秀AI:新しい体験を提案・支援する観光情報発信AI

弊社が開発・提供している「明智光秀AI」は、LINE公式アカウント上で新しい観光体験を提案、支援していくことで観光客の誘致・利便性向上を狙ったチャットボットです。
静岡大学名誉教授 小和田哲男氏の監修のもと、明智光秀にゆかりの歴史背景にあわせた観光情報を発信しています。

LINE公式アカウントに明智光秀AIをともだち追加したユーザーは、AIとのトークを通して各地の名所やイベント情報の収集をすることができます。ユーザーと「明智光秀AI」とのコミュニケーションを通して、14自治体の基盤を活かした広域連携による誘客、地域間での回遊を促し、観光振興を図ります。

明智光秀AIにはサイシードの自社開発AIが搭載されていて、ユーザーとの会話内容を通して人との対話を学習し、会話の精度を高めて行きます。2020年1月から運用中です。

りんな:LINEで女子高生と無料通話?!

ヤマト運輸と同じくらい、いやそれ以上に話題になったのが、女子高校生チャットボットの「りんな」です。

Microsoft社が開発したチャットボットで、いわゆる「若者言葉」を多用したり、レスポンスのバラエティが豊富だったりなど、本当の女子高校生とLINEしているような感覚でチャットできます。
最近では文字認識だけでなく、マイクロソフトの最新AI技術を活用した歌声合成技術によって歌も歌うようになっています。

LINEのチャットボットに収まらない活動領域に、様々な業界から注目を集めています。

また、このりんなの技術を使ってローソンがイメージキャラクター「あきこちゃん」を使ったチャットボットを提供しています。
店舗情報やクーポンだけでなく、天気予報やゲームなど、多彩な機能が搭載されています。

これらの機能も公式サイトなどでなく、LINEチャットボットならでは。
LINEの手軽さを大きく活用した事例です。

ライフネット生命:保険をよく知らない人に最適なプランを提示

保険会社もチャットボットの導入には早くから着手していました。
その中でも成功事例として有名なのは生命保険の大手ライフネット生命です。

保険加入を考えていない若年層に向けたアプローチの場として、LINEを有効活用している事例です。

通常の顧客対応だけでなく、これから保険加入を考える人に、チャットで最適なプランを提案してくれます。

株式会社アンビション

弊社作成の活用事例としては、入居者対応や、仲介業者向けに物件確認のチャットボットを提供しています。

入居者対応Botは、「水が漏れた」「鍵を忘れて家に入れない」という入居者からの問い合わせにBOTが回答してくれます。
迅速性を求められる問い合わせの場合、電話して待たされるよりすぐに回答を得たいというニーズが強いからです。
また、「暗証番号忘れた」のユーザーごとに答えが異なる質問でも、ユーザーのデータベースとCRM連携することで、ユーザー毎に回答の出し分けを行っています。

物件確認Botは仲介業者向けに、自社が管理している物件の空き状況を教えています。
一般に、仲介業者は入居希望社に物件を紹介する際に、管理している会社に1軒1軒空き状況を確認しています。
しかし繁忙期になるとその電話の数が多くなり管理会社の負担になるだけでなく、電話が繋がらないことで仲介業者が他の物件を案内してしまう問題を解決しました。

LINE連携チャットボット開発にかかるチャットボットサービスと費用

LINEチャットボットを作るには、LINEに支払うアカウント費用とチャットボットベンダーに支払う開発・運用費が必要です。
以前は法人向けのLINEアカウントは5種類ありましたが、現在は『LINE公式アカウント』に一本化されています。

1.LINE公式アカウントの費用

月額固定費+追加メッセージ従量料金が利用料金となります。
事業化しているサービスであれば、基本的にはスタンダードプランになると想定しておいてくささい。
LINE公式アカウントの料金・詳しいサービスについては以下の記事をご参照ください。

2.チャットボットベンダーの費用

シナリオ型チャットボットは初期費用が10万円、月々3万円程度。
AIが搭載されていると初期費用100〜300万円、月々20〜50万円程度のところが多いです。

チャットボット導入費用については記事の最下部でダウンロード可能な「2020年度版『LINEで動くWebアプリ』最新開発事例集」にて、その事例を公開しています。チャットボットの導入を検討されている事業者の方はぜひ参考にしてください。

LINEチャットボットのまとめ

代表 中村
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
LINEチャットボットは、使ってもらいやすく様々な機能をつけることが出来ますが、一方で、それなりの投資になることも事実です。
実際に開発を行う際には、「どんな効果を期待するのか?」「費用対効果が合うのか?」をしっかり固めることをオススメします。
弊社でも相談ベースで疑問にお答えしているので、とりあえず「こういうことをやってみたいけど可能か?」というアイデアがあれば、是非一度ご相談ください。
また、こちらのフォームから、「2020年度版『LINEで動くWebアプリ』最新開発事例集」をDLいただけます!
LINE公式アカウントは、もはやメッセージ配信ツールに留まらず、アプリ開発プラットフォームに進化しています。
ユーザーにダウンロードされない自社アプリよりも、LINEアカウント上でアプリ開発を行う企業が増えているので、その事例をぜひ参考にしてみてください。
「2020年度版『LINEで動くWebアプリ』最新開発事例集」

こちらの事例集では、現在「自社アプリよりメリットが大きい」と言われている、LINE内アプリの利用事例について徹底解説しております。ユーザーのリアルなアプリ利用実態を調査した結果わかった驚きの事実や、LINE内アプリの最新活用例など、これからのLINE公式アカウント開発に役立つ最新の情報を多数盛り込んでいるので、ぜひご覧ください。

2020年度版『LINEで動くWebアプリ』最新開発事例集DLページ

現在「自社アプリ開発に比べメリットが大きい」と言われている、LINE内アプリの活用事例集をご紹介した資料です。
LINE上で決済が可能なアカウントや、LIFFを活用して新たなカスタマーサービスを展開した事例など、これからのLINE公式アカウント開発に役立つ最新の情報を多数盛り込んでいます。
資料中で紹介したLINEアカウントをサイシードが作成した場合のコスト感も掲載しているので、ぜひ参考にしてくださいね。