大量のデータがあっても大丈夫『オートコンプリート機能』
最終更新日:2020年4月17日
このブログはAIを活用したFAQシステム『sAI Search』を提供する、株式会社サイシードが作成しています。
最新の事例や企業での活用方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
開発背景
FAQツールで全然目的の回答が見つからずにうんざりした経験があるかと思います。
例えば、パソコンがログインできないという質問の回答を検索したい場合、従来のFAQ検索であれば、該当のQAタイトルを完全一致で検索するか、上の左側の画像のようにキーワードで検索し、ヒットさせる必要がありました。
その場合、数多くのFAQを保持していると、「パソコン」等の簡単なキーワードでは過去の対応履歴が大量に出てきてしまい、全く的外れな回答が1ページ目に出てきてしまう場合があります。
一方で「パソコン ログイン 失敗」という検索では、表現や単語が一部異なるせいで登録されているFAQが検索にヒットしません。
1.過去の対応履歴がたくさんヒットしてしまう
2.表現や単語が違うと見つけられない
という問題を解決する機能がオートコンプリートです。
機能詳細
まず『オートコンプリート』とは、そもそもどんな機能なのでしょうか?
実はみなさんが普段から目にしています。
例えば、下記のようにGoogleで検索ワードを入力すると、文字の入力途中で検索窓の下に検索ワードの候補が出てくる機能です。
機能紹介
弊社の『sAI Search』では自然文(=話し言葉)の入力に対して、リアルタイムで『この文章を打ち込みたいのでは?』と入力者に向けて、質問文を提示します。
質問を打ち込み終える前から、AIが文意の一致度合いと使用頻度が高い質問の候補を順に提示してくれるので、より早く回答にたどり着けます。
一般的なFAQツールとは異なり、対応履歴をそのまま入れてるわけではないので、類似する質問文が大量に候補として出てくることもありません。
検索方法
上記の画像を見ていただければ、直感的に分かると思います。
例えば「Outlookの予定表を非公開にしたい」という質問に対する回答を検索したいとします。
①検索欄にキーワードを「Outlookの予定」までを入力すると、「Outlookが毎回初期設定が表示される」という回答候補が上位に表示されます。
②そして、「Outlookの予定表を非公開」まで入力すると、「Outlookの予定を非公開にしたい」という正答率・対応頻度の高いものが上位に表示されるように切り替わりました。
このように入力したキーワード単位でAIが自動で判別をし、正答率・対応頻度の高い質問を提示してくれるようになります。
まとめ
こちらの資料では、高速高精度のFAQシステム『sAI Search』の機能や料金体系についてまとめております。
また弊社の特徴である、「最初から賢い」や「運用の手間がかからない」秘密もわかりやすく記載しているので、FAQシステム導入を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。