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卸業界のWeChatミニプログラム「阿里巴巴1688」(アリババ1688)を徹底解説!

最終更新日:2020年8月17

このブログはWeChatミニプログラムやLINEミニアプリを開発する株式会社サイシードが作成しています。最新の事例や企業での活用方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
また、記事の最後では「『WeChatミニプログラム』最新開発事例集」をプレゼントいたしますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!

今回の記事はWeChatミニプログラムの個別事例について解説しています。WeChatミニプログラム全般について知りたい、という方はこちらの記事をご覧ください。

この記事の目次

「阿里巴巴1688」とは?

中国最大のIT企業であるアリババが運営する、BtoBの材料仕入れ・購買用プラットフォーム「1688.com」のミニプログラムです。

機能概要

工場出荷製品のロット購入

電子部品、資材、衣類など幅広いジャンルの中から、必要な製品を低価格かつロットで購入できます。

ランク付けされた企業情報の閲覧

サプライヤーのレベルやこれまでの取引に応じて蓄積されたポイント、同業界と比較した優位性、口コミなどの多様な視点から、1688が独自に評価した企業情報を、バイヤーが確認できる仕組みとなっています。

1688アプリへの誘導

このミニプログラム独自の特徴として、1688アプリへ誘導するためのリンクが至る所で表示されます。例えば、アリババ以外の企業名で検索を行おうとすると、「1688アプリを利用してください」という表示が出ます。他社のプラットフォームではなくアリババのミニプログラムをユーザーに使わせたいという強い意志を感じます。

メリット

ユーザー側

一般消費者でもロット買いが気軽にできるのが大きなメリットです。購入する際も、工場の評価やランクを詳細に 見ることができるため、品質上の問題等を気にせずに製品を購入することができます。

企業側

既存顧客である企業に加え、一般の個人客に対しても取引が行える点がメリットです。また、大手企業のプラットフォームを通じた取引のため、支払い等で トラブルがあった場合も、安心して相談することができます。

実際の使用の流れ

工場出荷製品のロット購入までの流れはこちら
1.商品を選択(例:電池)
2.企業が指定した最低購入量に応じた数量を選択、支払い

紹介するwechatミニプログラムを取り入れて メリットがありそうな日本の業界

日本でも個人でネット販売を行う層に使ってもらえます。 個人でも小ロットで取引できるようなミニプログラムがあれば、個人間での物品販売をするカルチャーがもっと普及しそうです。

IoT

IoT技術を取り入れる上で、必ず必要になるハードウェア。 例えば、電気自転車をシェアリングできるシステムの開発を、ロット数を決めて丸ごと注文できるようなシステムがあれば、テクノロジー関連の新たなビジネスが生まれるきっかけとなりそうです。

総合通販モール

単品で購入する場合と、ロットで購入する場合の値段の差分等を表示することで、従来は一般消費者向けに販売していた製品に対し、企業が興味を持つきっかけとなりそうです。

まとめ

いかがでしたか?
今回は卸業界におけるWeChatミニプログラムの活用事例をご紹介しました。今後日本でもミニアプリを開発する流れが活発になってくるでしょう。その際、弊社でも相談を承ることが出来るのでお問い合わせくださいね。

サイシード
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