旅行業界のwechatミニプログラム「携程」(シートリップ )を徹底解説!
最終更新日:2020年5月22日
ブログはwechatミニプログラムやLINEミニアプリを開発する株式会社サイシードが作成しています。最新の事例や企業での活用方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
また、記事の最後では「『wechatミニプログラム』最新開発事例集」をプレゼントいたしますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!
この記事はwechatミニプログラムの個別事例について解説している記事です。wechatミニプログラム全般について知りたい、という方はこちらの記事をご覧ください。
この記事の目次
会社概要
Trip.com(旧名Ctrip、中国語名は携程)は中国最大手オンライン旅行会社です。多種多様な「旅行に関するサービス」を提供しています 。
機能概要
携程 ( シートリップ )には3つの機能があります。 オンライン予約 、 ビザ取得の代行 、そして トラベル用グッズの調達 です。それぞれの機能をご紹介します。
機能①:オンライン予約
世界中のあらゆるフライトやホテル、列車、テーマパーク等のチケット予約が可能です。 また旅行代理店であるため、予約時にユーザーがあらゆる企業の価格やサービス内容を比較することができる点も最大のメリットの一つです。
機能②:ビザ取得の代行
各国のビザの代行申請サービスは、旅行の際ビザ取得が必要となることが多い中国では人気のサービスです。 人気目的地であるタイや日本から、マイナーな国までカバーしています。また、ビザ申請が失敗した場合、申請料金が戻ってくるという点も支持されています。
機能③:トラベル用グッズの調達
WiFiやSIMカード、スーツケース、変換プラグなど海外旅行の際必要となる旅行用商品の購入ができます。自動車や送迎サービスなど、旅行先で必要となる交通手段も手配可能です。
メリット
ユーザー側
旅行の計画を立てる際に、一つのミニプログラムだけで準備を完結できること。具体的には、旅先/現地でチケットを購入後、送迎サービスやホテルを手配するところまでミニプログラムで手配できます。
実際の使い方
実際に、どのように 携程 を利用するのかご紹介します。 今回はオンライン予約 をする際の使い方についてです。
オンライン予約の操作方法はとても簡単な3ステップで完了します。
1.「東京」など目的地を入力し、行きたいテーマパークを選択
2.使用日時や、使用者情報を入力
3.そのまま支払いに進み、電子チケットをモバイル端末で受け取る
非常にスピーディで簡単ですね。
WeChatミニプログラムを参考にできる日本の旅行業界
これまで旅行業界におけるwechatミニプログラムの活用例をご紹介してきました。 ところで、wechatのような 「アプリ内に様々な機能(ミニアプリ)を搭載したプラットフォーム的役割を持つアプリ」をスーパーアプリと呼ぶことをご存知でしょうか?
中国では現在、アプリのスーパーアプリ化の流れが非常に盛んです。実は日本でもLINE社がLINE内で動くミニプログラム、LINE Mini Appのサービス提供を開始するなど、同じ流れが起き始めているんです。
このことから、今後日本でもミニプログラムが発展していくと考えられます。
そこで、この章では旅行業界のWeChatミニプログラムを参考にできる日本の旅行業界をご紹介します。
旅行代理店
ユーザーのサービス利用時の手間を削減することができます。
既に日本でも、JTBなどの大手旅行代理店ではビザ申請サービスや、トラベルグッズの調達サービスがあります。しかしユーザーにとってはいちいちパスポート情報や支払い情報を入力しなければいけないところに煩雑さを感じている場合が多いです。
ミニプログラムなら、ユーザーは1回の登録だけで様々なサービスを使用できます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は 旅行業界 におけるwechatミニプログラムの活用事例をご紹介しました。
先ほどもご紹介した通り、今後日本でもミニアプリを開発する流れが活発になってくるでしょう。その際、弊社でも相談を承ることが出来るのでお問い合わせくださいね。
wechatミニプログラムの最新活用事例について徹底解説した資料です。飲食・EC等メジャーな事例から、インフラ・交通での活用事例まで網羅的にご紹介しています。ミニプログラムに関心のある方、アジアマーケティングにWeChatを活用したいと考えている方は是非参考にしてください。
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ダウンロードなしで使えるミニプログラムは中国では当たり前になっており、既に120万個以上のミニプログラムが開発されています。当社が独自に調査した中から厳選した11事例を掲載しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。