家電業界のWeChatミニプログラム「美的(Midea)」を徹底解説!
最終更新日:2020年5月22日
このブログはwechatミニプログラムやLINEミニアプリを開発する株式会社サイシードが作成しています。最新の事例や企業での活用方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
また、記事の最後では「『wechatミニプログラム』最新開発事例集」をプレゼントいたしますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!
今回の記事はWeChatミニプログラムの個別事例について解説している記事です。wechatミニアプリ全般について知りたい、という方はこちらの記事をご覧ください。
この記事の目次
「美的(Midea)」とは?
東芝の白物家電部門を買収したことで一気に知名度を上げた、中国の大手家電メーカーが提供するミニプログラムです。
機能概要
「美的(Midea)」には3つの機能があります。
それぞれの機能をご紹介します。
商品購入、商品レビューの確認
ミニプログラム上のオンラインショップから商品を購入することができます。
また、他のユーザーのレビューを見ることもできます。
カスタマーセンターへのお問い合わせ
チャットでカスタマーセンターに細かい質問ができるのも特徴の一つです。
人気商品の次回の入荷情報や製品の特徴、使い方まで幅広く購入をサポートしてくれます。
よくある質問はAIチャットボットが対応しますが、それだけでは解決しきれない複雑な質問に関しては、有人チャットに切り替えて質問できます。
会員ランク制度
くじ引きやルーレットなどのちょっとしたゲームに参加することで、会員ランクが少しずつ上がっていきます。
メリット
ユーザー側
店舗で実際に商品を確認してからミニプログラム上で購入する、といった使い分けが出来るようになります。
企業側
ミニプログラム上で買い物をしてくれるお客さんが増えれば、実店舗でのオペレーション負担を低減することができます。
また、カスタマーセンターへの問い合わせに対し、AIチャットボットで初期対応をすることで、よくある質問などへの対応を全て自動化できます。
実際の使用の流れ
カスタマーセンターへのお問い合わせまでのステップは以下の通り
1.商品を選択(例:冷蔵庫)
2.商品該当ページにて、それぞれカスタマーセンターへと繋がる導線があり、それを選択することで、直接チャットを始められる。
紹介するwechatミニプログラムを取り入れて
メリットがありそうな日本の業界
ディスカウント
ディスカウントストアでミニプログラムを活用することで、ユーザーにとってより利便性の高い購買体験を提供できるのではないでしょうか。
例えば、日本の代表的ディスカウントストアであるドン・キホーテは、安さが魅力ですが目当ての商品を探すのが大変です。
ミニプログラム上で商品やジャンルをまとめて注文できればユーザーの満足度も向上させることができます。
お問い合わせの質問などのデータも記録として取りやすいため、よくある質問などは、実店舗でのPOPに反映させたりという活用もできそうです。
ドラッグストア
ドラッグストアで扱う薬や薬剤などについて、使用前の段階で、「このような副作用があります。使用前にお気をつけください」などの警告文を表示し、ユーザーに事前に同意してもらうことで、購入後のトラブルにスムーズに対応することができます。
家電
実店舗運営のコストダウン、ユーザーへの差別化が期待できそうです。
ミニプログラム上で買ってもらうことで、実店舗運営のオペレーションが楽になります。
まとめ
いかがでしたか?
今回は 家電業界 におけるWeChatミニプログラムの活用事例をご紹介しました。先ほどもご紹介した通り、今後日本でもミニアプリを開発する流れが活発になってくるでしょう。その際、弊社でも相談を承ることが出来るのでお問い合わせくださいね。
wechatミニプログラムの最新活用事例について徹底解説した資料です。飲食・EC等メジャーな事例から、インフラ・交通での活用事例まで網羅的にご紹介しています。ミニプログラムに関心のある方、アジアマーケティングにWeChatを活用したいと考えている方は是非参考にしてください。