宅配・配達業界のWeChatミニプログラム「顺丰速运」(エスエフエクスプレス)を徹底解説!
最終更新日:2020年5月22日
このブログはwechatミニプログラムやLINEミニアプリを開発する株式会社サイシードが作成しています。最新の事例や企業での活用方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
また、記事の最後では「『wechatミニプログラム』最新開発事例集」をプレゼントいたしますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!
この記事はwechatミニプログラムの個別事例について解説している記事です。wechatミニプログラム全般について知りたい、という方はこちらの記事をご覧ください。
この記事の目次
会社概要
順豊エクスプレス(SF Express)は、物流を通じて総合ソリューションを提供する中国の物流最大手企業です。
機能概要
顺丰速运( エスエフエクスプレス )には3つの機能があります。 モバイル端末での配達手配 、 お急ぎ便 、スタッフの顔写真&電話番号付きのリアルタイム追跡 です。それぞれの機能をご紹介します。
機能①:モバイル端末での配達手配
ミニプログラム上に配達に必要な「お届け先住所」や「連絡先」、「荷物の中身」などの必要情報を打ち込むだけで、簡単に発送手配→配達を完結させることができます。
また、市街地であれば約1時間以内に専門のスタッフが荷物を指定の住所まで引き取りに来ます。
機能②:お急ぎ便
例えば、空港へ行く途中でパスポートを忘れたことに気づいた時や、大事な出張で名刺を忘れてしまったときなども、自宅の家族や会社のスタッフに捜査をお願いして荷物を届けてもらう使い方も可能です。
指定範囲内であれば「即日発送、即日到着」させるお急ぎ便も利用可能です。
機能③:スタッフの顔写真&電話番号付きのリアルタイム追跡
依頼した配達物の所在をリアルタイムで確認できます。
特徴的なのは配送スタッフの顔写真・電話番号・5段階評価のレビューまでも表示される点です。近年では日本でも出前サービス等で当たり前になっているサービスですよね。ユーザーは配送スタッフの情報を把握できるため、安心して配達を待つことが出来ます。
メリット
ユーザー側
最大のメリットは、郵便局やコンビニなどに行く手間が省けることです。ユーザーは自身のスマホ上で簡単に配達を依頼することができます。
企業側
顧客満足度の向上とデータの獲得が見込まれます。具体的には、配送物の種類やどこからどこまで届けられたなどの大量のデータを常にリアルタイムで収集でき、サービスの改善などに役立てられます。
実際の使用の流れ
実際に、どのように 顺丰速运 (エスエフエクスプレス)を利用するのかご紹介します。
モバイル端末での配達手配は3ステップで完了します。
1.配達先、送り人住所などを入力
2.荷物の種類・重さを入力すると輸送費が自動計算される。
3.専用スタッフの到着を待つ。スタッフが到着したら代金を支払う
非常にスピーディで簡単ですね。
WeChatミニプログラムを参考にできる日本の業界
これまで宅配・配達業界におけるwechatミニプログラムの活用例をご紹介してきました。 ところで、wechatのような 「アプリ内に様々な機能(ミニアプリ)を搭載したプラットフォーム的役割を持つアプリ」をスーパーアプリと呼ぶことをご存知でしょうか?
中国では現在、アプリのスーパーアプリ化の流れが非常に盛んです。実は日本でもLINE社がLINE内で動くミニプログラム、LINE Mini Appのサービス提供を開始するなど、同じ流れが起き始めているんです。
このことから、今後日本でもミニプログラムが発展していくと考えられます。
そこで、この章では宅配・配達業界のWeChatミニプログラムを参考にできる日本の宅配・配達業界をご紹介します。
配送(郵便局)
郵便局にとっては窓口業務の負担減となります。
ユーザーが郵便局で列に並び、配送料金を精算する必要がなくなるので、窓口でのオペレーションも必要なくなるからです。
また、ユーザー窓口に並ぶ必要がなくなることでユーザーにとっても負担減となります。
まとめ
いかがでしたか?
今回は宅配・配達業界におけるwechatミニプログラムの活用事例をご紹介しました。
先ほどもご紹介した通り、今後日本でもミニアプリを開発する流れが活発になってくるでしょう。その際、弊社でも相談を承ることが出来るのでお問い合わせくださいね。
wechatミニプログラムの最新活用事例について徹底解説した資料です。飲食・EC等メジャーな事例から、インフラ・交通での活用事例まで網羅的にご紹介しています。ミニプログラムに関心のある方、アジアマーケティングにWeChatを活用したいと考えている方は是非参考にしてください。
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