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飲食業界のwechatミニプログラム「i麦当劳」(アイマイダンラオ)を徹底解説!中国のマクドナルドの最新事例

最終更新日:2020年5月19日

ブログはwechatミニプログラムやLINEミニアプリを開発する株式会社サイシードが作成しています。最新の事例や企業での活用方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
また、記事の最後では「『wechatミニプログラム』最新開発事例集」をプレゼントいたしますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!

この記事はwechatミニプログラムの個別事例について解説している記事です。wechatミニプログラム全般について知りたい、という方はこちらの記事をご覧ください。

この記事の目次

i麦当劳(アイマイダンラオ)とは

i麦当劳(アイマイダンラオ)とは、マクドナルドが中国にて提供しているミニアプリです。 wechat上で会員カードを表示してポイントを確認したり、自宅から商品をモバイルオーダーしたり、店内で商品をオーダーしたりすることが出来ます。現在約2700万人のユーザーに利用されており、非常に人気のあるミニプログラムです。

i麦当劳 の機能

i麦当劳 (アイマイダンラオ)には3つの機能があります。 ポイントカードがついているi麦当劳、出前を頼むためのi麦乐送、そして店舗でオーダーできるi麦当劳点餐です。それぞれの機能をご紹介します。

ポイントカード

i麦当劳では会員カードを作成し、ポイントを貯めることができます。商品購入時にミニプログラム上のカードを掲示することでポイントが貯まります。貯めたポイントはマクドナルドの商品・クーポンと交換することが可能です。

デリバリーオーダー

i麦当劳 から、デリバリーオーダー用のミニプログラム、 i麦乐送 を開くことが出来ます。ユーザーは i麦乐送 上で商品を注文し、商品を届けてもらうことが出来ます。
ひとつのミニアプリからまた別のミニアプリに飛べることはユーザーにとっても非常に利便性が高いといえますね。

店内オーダー

i麦当劳 から、店内オーダー用のミニプログラム、 i麦当劳点餐を開くことが出来ます。 ユーザーはミニアプリ上から商品をオーダーし、自身の指定した時間に商品を店舗に受け取りに行きます。

日本でもアプリ等を通したモバイルオーダーが実施され始めていますがミニプログラムでの事例はまだまだ少ないのが現状です。ダウンロードする必要のないミニプログラム上でのモバイルオーダーはユーザー・企業双方に負担が少ないため、今後ますます活用が進んでいくと思われます。

実際の使い方

実際に、どのように i麦当劳 を利用するのかご紹介します。 今回は店内オーダーをする際の使い方についてです。

注文は以下の4ステップで完了します。

1.アプリ内のモバイルオーダータブから任意のメニューを選択
2.注文個数・受け取り時間の決定
3.テイクアウト/店内の選択
4.支払い方法を選択

非常にスピーディで簡単ですね。

WeChatミニプログラムを参考にできる日本の飲食業界

これまで飲食業界におけるwechatミニプログラムの活用例をご紹介してきました。 ところで、wechatのような 「アプリ内に様々な機能(ミニアプリ)を搭載したプラットフォーム的役割を持つアプリ」をスーパーアプリと呼ぶことをご存知でしょうか?

中国では現在、アプリのスーパーアプリ化の流れが非常に盛んです。実は日本でもLINE社がLINE内で動くミニプログラム、LINE Mini Appのサービス提供を開始するなど、同じ流れが起き始めているんです。

このことから、今後日本でもミニプログラムが発展していくと考えられます。
そこで、この章では飲食業界のWeChatミニプログラムを参考にできる日本の飲食業界をご紹介します。

カフェ

現在、中国では多くのカフェでドリンクのモバイルオーダー・デリバリーオーダーを提供しています。列に並ばなくても商品を受け取ることができる、という手軽さが多くのユーザーに支持されているといいます。

ファストフード

モバイルオーダーはファストフード業界内のトレンドとなっています。 日本でもつい最近マクドナルドがモバイルオーダーアプリの提供を開始しました。

この背景には、ファストフード業界は「並ぶ必要がない」、というメリットを受けやすいこと挙げられます。
ファストフードは年齢層に関わらず多くのユーザーが利用するため店内混雑が発生しやすいです。しかし、モバイルオーダーを導入すれば混雑を抑制することができます。

とはいえ、せっかくモバイルオーダー機能を開発してもユーザーに使ってもらえなくては意味がないので、ダウンロード不要で利用できるミニプログラムの活用がよりお勧めですね。

中食

現在中食市場が拡大傾向にあります。食品のテイクアウト需要も高くなることが予想されるため、デリバリーオーダー・モバイルオーダーへの対応は重要な施策となるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は飲食業界におけるwechatミニプログラムの活用事例をご紹介しました。
先ほどもご紹介した通り、今後日本でもミニアプリを開発する流れが活発になってくるでしょう。その際、弊社でも相談を承ることが出来るのでお問い合わせくださいね。

サイシード
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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