チャットボット

チャットボット導入費用はどのくらい?費用相場と内訳をご紹介します!

最終更新日:2020年12月8日

このブログはAIを活用したチャットボット『sAI Chat』を提供する、株式会社サイシードが作成しています。
最新の事例や企業での活用方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

代表 松尾
こんにちは。サイシード代表の松尾です。花粉の飛翔がピークですね。先日弊社CTOが花粉症で、鼻にティッシュを詰めながら仕事をしていました。鼻水がひどいらしいのですが、あまりにもひどすぎて脳が溶け出しているのかと心配になりました。

さて今回の記事は、弊社ではオールシーズンに渡ってピークな話題のチャットボットについてです。チャットボットとは、カスタマーサポートなどの分野で導入が進められているAIテクノロジーを応用した技術です。

最近では、ローソンの「あきこさん」やAI応用した女子高生「りんな」の登場によって知名度が高まったことから、名前を聞いたことがある方も多くいらっしゃると思います。

しかし、チャットボットの導入にかかる費用について理解している方は多くないのではないでしょうか?

この記事ではチャットボットの導入にかかる費用に着目し、 チャットボットの開発費用の内訳をご紹介した上で、価格帯別にチャットボットの特徴をまとめます。

記事の最後では「2021年度版『チャットボットベンダー』徹底比較集」ダウンロードいただけますので、チャットボット選びの参考にしてくださいね!ぜひ最後までお付き合いください。

チャットボット導入費用の相場

まずはざっくりとチャットボットの導入費用の相場ついてご紹介します。

AI搭載型チャットボットのイメージ

チャットボット利用費用の相場は性能とベンダーによって非常に大きな開きがあります。

格安なチャットボットであれば初期費用0円、月額1万円程度で導入できる一方で、人工知能搭載型かつカスタマイズ性のあるチャットボットでは初期費用数百万円、月額100万円程度まで高額になる場合もあるので、価格差が出る理由がわかりにくいですよね。

チャットボットの費用感を大きく左右する要素は2つあります。

  1. 人工知能を搭載しているか
    チャットボットは大きく分けて人工知能を搭載したものと、人工知能がないものがあります。(一言で人工知能と言っても、実際には大きな性能差がありますが)
    人工知能が搭載されたチャットボットの方が高額になります
  2. 個別のカスタマイズ開発ができるかどうか
    システムは決まった操作しかできないものと、企業毎に個別のカスタマイズ開発ができるものがあります。チャットボットも同様で、自社システムとの連携や一般にはない機能に対応したカスタマイズ開発を行うと高額になります。

これらがシステム利用料を左右する大きな要素で、以上の金額に加えて「FAQ作成費用」など、関連する業務の費用がかかってきます。

チャットボット導入費用の内訳4種類

チャットボットの導入費用は以下4種類に分類できます。

  • 初期費用(導入費用)
  • FAQ作成、初期学習サポート費用
  • 月額費用
  • 運用コンサルティング費用

もちろん開発企業によって料金システムは異なりますが、一例としてご参照ください。

1. チャットボットの初期費用(導入費用)

チャットボットを導入する際には、サービス利用料として初期費用が必要になることがあります。設定できる項目が少なかったり、ベンダーとのコミュニケーションを必要としない簡単なシステムは初期費用は~数万円程度です。
本格的なAIチャットボットだとベンダーとのやり取りが多く発生するため50~100万円程度で設定している企業が多いです。
初期費用の内訳は以下の通りです。

2. チャットボットのFAQ作成・初期学習サポート費用

チャットボットを利用するには、FAQという会話の元データを作成する必要があります。
また、AI搭載型のチャットボットであれば人工知能が様々な表現を理解するための学習も必要になります。

(参考)チャットボットが会話する流れ

  1. ユーザーが質問を入力する
  2. チャットボットはあらかじめ登録されたデータから、ユーザーの質問と一致度の高いものを順番に複数提示する
  3. ユーザーは複数提示された質問文候補の中から自分の質問に最も近いものを選択する
  4. チャットボットが質問文に対する回答を提示する(以下参照)
チャットボットの動作

チャットボットのシステムばかりに目が行きがちですが、実際の成果につながるためにはFAQ作成も非常に重要な要素です。初めて導入するのであれば、FAQ作成からしっかりサポートしてくれるベンダーを選ぶと良いでしょう。

チャットボットのFAQシナリオの一部(弊社作成)

3. チャットボットの月額費用

チャットボットはクラウドサービスで提供されることが多いため、毎月の利用料が必要になります。だいたいの目安を下記に示しました。

  • AI非搭載型のチャットボット:月額5万円以下
  • AI搭載型かつカスタマイズ不可能なチャットボット:月額10万円から30万円程度
  • AI搭載型かつカスタマイズ可能なチャットボット:月額30万円から100万円

チャットボットを導入検討する際には自社にどのような機能が必要か、逆に必要ないのかをしっかり洗い出すようにしましょう。

弊社ではチャットボットの導入相談も承っていますので、少しでもご不明な点があれば気兼ねなくお問い合わせくださいね。

チャットボットの導入相談ページへ

4. チャットボット運用コンサルティング費用

チャットボットは導入するだけで終わりではなく、利用した履歴に基づいて、適切にFAQを追加・編集して初めて高い成果が生まれます。

普段の業務がある中で、これらの作業をクライアント企業だけで行うことは非常に難しいため、「チャットボット運用コンサルティング」サービスをオプションとして用意し、チャットボット導入後のフォローを提供している企業もあります。
自社だけではリソースが足りない場合、利用すると良いでしょう。

チャットボットを導入費用と価格帯ごとに紹介

次に、実際のチャットボットをいくつか比較しつつ、どのくらいの価格帯にどの性能が実装されているかを確認していきましょう。

チャットボットの費用には大きくわけて3つの価格帯があります。

  • 低価格帯のチャットボット(月額5万円以下)
  • 中価格帯のチャットボット(月額10万円~30万円)
  • 高価格帯のチャットボット(月額30万円から100万円)

特筆すべき点としては、価格帯ごとにチャットボットの機能や性能に大きな差があることです。

「とにかく便利で色々なツールと連携できるチャットボットが必要だ」という方と「ユーザーからのよくある質問を、ただ捌いてくれればいい」という方では、選ぶべきチャットボットの価格帯が大きく異なります。

そこで、チャットボットのベンダーを選ぶ前には、以下の項目についてよく検討しておきましょう。

  1. チャットボットを導入する理由と目的
  2. 目的を達成するために必要な機能

チャットボットを導入する理由によっては、そこまで高額な費用をかけなくとも目的達成できる場合もあります。

これから導入するチャットボットにどのような機能を搭載すべきか判断するために、まずは低価格帯のチャットボットの特徴や性能から見ていきましょう。

低価格帯のチャットボットの特徴と事例

低価格帯のチャットボットは、およそ月額5万円以下の価格帯のものを指します。AIが搭載されておらず、個別カスタマイズのできないパッケージ型のチャットボットのボリュームゾーンです。

低価格帯のチャットボットは問い合わせの種類が30種類程度に限られるような、1つの商品のみを扱うECサイトにおすすめです。

chatplus(ECサイト訪問のユーザー対応に特化)

Chatplusは、ウェブサイトに訪問したユーザーとリアルタイムに会話できるようなチャットボットを提供しているほか、

  • メールや電話でフォローするためのサポート
  • 全体をトータルに管理できるチケット機能
  • メールアドレス等を取得できるポップアップ
  • DBにメールアドレスを格納するリード機能

などの機能が備わっています。
したがってECサイトなど顧客対応を効率化したい場合におすすめのチャットボットです。

SMART Message Bot(提供元:ネオス)

SMART Message Botは、

  • 勤怠管理
  • 会議室予約
  • スケジュール管理(OfficeやGsuiteと連携可能)

という3つの便利な機能が特徴的です。
従業員の勤怠管理やオフィス内の会議室予約も一元管理できるので業務効率の向上が見込めます。
また、Officeのスケジュール管理アプリとも連携が可能なので社内のタイムスケジュール管理がより簡単になり、共有もしやすくなります。

中価格帯のチャットボット

中価格帯のチャットボットは、月額10万円〜30万円程度の価格帯のものを指します。
本格的なAIを搭載したチャットボットでありながら、個別カスタマイズには対応していないツールが多いためコストパフォーマンスが高いです。
他にも自然言語認識機能や、曖昧な言い回しや文章から意味を読み取る機能も中価格帯のチャットボットから搭載され始めます。

したがって、 顧客との自然な会話によるカスタマーサポートが必要な場合は中価格帯のチャットボットを選択しましょう。

※あいまいな言い回し文章を読み取る機能について
「パソコンが起動しない」「PCの電源が入らない」という2文の意味が同一であることを理解できるということ。”表記ゆれ対応” とも表現される。

BEDORE(提供元:PKSHA)

BEDOREの大きな特徴は、独自の業界固有表現辞書を保有しているという点です。
業界の専門用語を取り扱うことも多いチャットボット。業界の固有表現をインプット・アウトプットするためにも専門の辞書を搭載しています。
LOHACOのAI「マナミさん」にも利用されているメジャーなチャットボットです。

sAI Chat(提供元:サイシード)

sAI Chatは弊社サイシードが提供するチャットボットになります。
主な特徴としては、

  • 最初から賢い
  • 企業の自社システムやCRMと柔軟に連携できる
  • とにかく高速

という点です。
賢くなるまでに時間がかかる他社のAIと異なり、サイシードはAIの教育を行ってから提供しているため、最初から賢い状態で利用することが出来ます。

詳しくはこちら:sAI Chat公式サイト

高価格帯のチャットボット

高価格帯のチャットボットは、月額30万円以上の価格帯のものを指します。
中価格帯と比べると大手SIerが開発していることが多く、デザインや設計に無骨さを感じる面もありますが、その分こまかなカスタマイズに対応してくれるケースが多いです。

したがって、とにかく柔軟にオリジナリティの高いチャットボットを導入する必要がある場合には高価格帯のチャットボットを選択しましょう。

CHORDSHIP(提供元:富士通

CHORDSHIPの特徴としては、

・多様なアバター
・回答精度の高い「対話・機械学習ハイブリッドAI」

以上の2つがあります。

多様なアバターを利用できるので自社のイメージに合ったアバターを通してカスタマーサポートに取り組むことができます。イメージに合ったキャラクターの作成は、顧客からの親近感を得る上で重要なポイントとなります。

また、対話・機械学習ハイブリッドAIという位置づけのチャットボットなので、対話を通して自ら学習し回答精度を高めていけます。

Desse(提供元:SCSK)

Dsseの特徴は、以下の2点です。

・聞き返し機能を搭載
・テキスト入力支援機能を搭載

聞き返し機能とは、ユーザーからの問い合わせが曖昧で判然としない場合にチャットボットが聞き返しを行い、追加の情報を記載してもらうように促します。

聞き返しによって曖昧だった部分がはっきりとしてから問題解決に移行する、という流れになりますので、正答率は高まります。テキスト入力を支援する機能も搭載されており、顧客が質問しようと入力した文字に部分一致する質問を検索し、自動的に提案してくれます。

チャットボットの費用まとめ

今回は、価格帯別にチャットボットの性能や特徴をご紹介しました。提供するベンダーごとに性能や特徴が異なり、価格帯にも大きく差があります。今回の記事を参考に是非自社に合うツールを探してみてくださいね!

また以下で、記事中でも紹介した弊社の最初から精度が高いチャットボット、『sAI Chat』のデモ動画を視聴できます。是非ご覧になってみてください!

代表 松尾
最後までお読みいただきありがとうございます。
弊社サイシードではそこそこの価格で業界最高のAIを有するチャットボットを提供していると自負しています。導入を検討している方はぜひお問い合わせくださいね!
また、こちらのフォームから、「2021年度版『チャットボットベンダー』徹底比較集」をDLいただけます!
「自社に合うチャットボットはどんな機能が必要なんだろう?」と疑問にお思いの方はぜひご活用くださいね!
2021年度版『チャットボットベンダー』徹底比較集

こちらの比較集では、数多あるチャットボットベンダーを自社開発AI/OEM型AI/人工無脳に分類し、それぞれのメリットとデメリットを解説しています。
さらに、自社開発AIについては各社の導入事例を元に定量的な性能評価を行っているので、チャットボット導入を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

この記事をかいた人

東京大学工学部および同大学院工学系研究科修了。マッキンゼー&カンパニーでM&Aや製造業での成長戦略のコンサルティングを経験。2015年に株式会社サイシードを創業。
2021年度版『チャットボットベンダー』徹底比較集

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さらに自社開発のAIチャットボット22社について、回答精度・機能・デザインなどについて独自に性能評価をしました。
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